日中首相:6カ国協議の重要性を確認、北朝鮮には冷静対応

中国を訪問中の麻生太郎 首相は29日午後、北京で温家宝首相と会談し、6カ国協議を 再開させて北朝鮮の核問題の解決を図ることの重要性を確認し た。日本政府高官が概要を記者説明した。

麻生首相は、国連安全保障理事会がミサイル発射を非難す る議長声明を出したことに北朝鮮が反発していることについて、 過剰に反応することなく抑制的に対応していくことが大事だと の認識を強調。これに対し、温首相も関係各国が冷静な立場を 維持することが重要との考えを示したという。

これに先立ち、北朝鮮は29日、国営朝鮮中央通信(KC NA)を通じ、国連安保理が同国のミサイル発射を非難する声 明を採択したことについて謝罪を求め、謝罪がなければ、さら に核実験やミサイル発射を行う可能性があると警告していた。 ただ、日中両首相はこの声明については直接言及しなかったと いう。

一方、両首相はアジア太平洋地域でも感染者が出ている豚 インフルエンザの問題についても協議。情報交換や必要に応じ て予防面での協力を行っていくことで一致したという。

麻生首相は30日午後には胡錦濤国家主席とも会談する予 定だ。

--取材協力:Heejin Koo, Kevin Hamlin Editor:

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