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NY金(28日):続落、景気回復の遅れ懸念-893.60ドル

ニューヨーク金先物相場は続落。 3週間ぶり大幅安となった。豚インフルエンザの感染拡大が世界経済 の回復を遅らせるとの懸念が広がる中、金への需要が後退した。

世界保健機関(WHO)は豚インフルエンザに対する警戒レベ ルを「4」に引き上げ、影響を一部地域に封じ込めることはもはや不 可能との認識を示した。米国、カナダ、ヨーロッパ、ニュージーラン ドに感染が拡大しており、最初に流行が明らかになったメキシコでは インフルエンザの症状で152人が死亡。国際通貨基金(IMF)は 豚インフルエンザ発生前に、2009年は世界経済が1.3%のマイナス 成長になるとの見通しを示していた。

アーチャー・ファイナンシャル・サービシズ(シカゴ)の商品 アナリスト、スティーブン・プラット氏は、「市場には不安心理が広 がっている」と指摘。こうした不安が景気回復を遅らせ、工業用需要 を弱める可能性があるとして、「金相場は経済活動との連鎖で下げて いる」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物相場6月限は前日比14.60ドル(1.6%)下げ、1オンス=

893.60ドルで取引を終了した。中心限月としては6日以来の大幅安 となった。

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