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カゴメ株急反発、経費削減などで今期は大幅増益へ-市場予想上回る

トマトソースや野菜飲料が主力 のカゴメの株価が一時、前日比4.5%高の1475円と急反発。4月6 日以来、約半月ぶりの水準を回復した。新商品の投入などで野菜飲料 の売り上げ減少率が縮小、人件費など販売管理費の圧縮で今期は増収 増益になる、と会社側は予想する。事前の市場予想を上回る好内容で、 買いが優勢となった。

カゴメが27日の取引終了後に公表した今期(2010年3月期)業 績予想によると、本業のもうけを示す連結営業利益は53%増の68億 円に回復する見込み。主力飲料「野菜生活」の売り上げは依然停滞す るとみているが、「野菜生活100 Refresh」「やさいしぼり」などの 新製品を軸に拡販キャンペーンを強化、売り上げの回復を図る方針だ。 09年3月期の飲料事業の売上高は前の期比22%減の769億円だった。

カゴメ株をカバーするアナリストは2人。両者の今期営業利益予 想は43億円と45億円だったため、会社側の新予想が6割近くアナリ ストらの事前予想を上回ったことになる。

日興シティグループ証券の三浦信義アナリストは27日付の投資 家向けリポートで、「足元の野菜飲料の売り上げ減少率は新商品効果 で縮小しているが、その持続性には不透明感がある。野菜飲料の消費 が回復していない」と指摘、投資判断「3L(売り/低リスク)」を 維持した。

ただ、今後3期間の業績予想を増額修正した結果、目標株価を 800円から1200円に変更した。

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