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アジア輸出国、最悪の時期は終わった可能性-中国の需要回復で

アジアの輸出国にとって最悪の時 期は過ぎた可能性がある。利下げと景気刺激策の効果で、中国による 購買が復活しているためだ。

3月のシンガポールの対中輸出は前月比29%増加し、日本や韓国、 台湾からの対中出荷も増えた。台湾の友達光電(AUO)や日産自動 車、韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は今月、い ずれも中国での売り上げ増加の見通しを示している。

HSBCホールディングスのシニアエコノミスト、ロバート・プ ライアーワンデスフォード氏(シンガポール在勤)は「これは何か意 味のあることの始まりだ」と指摘。「財政刺激策や利下げなどによる最 初の効果が表れ始めている」と説明した。

世界銀行は今月、中国の道路や橋、低コスト住宅への投資がアジ アの成長に「強く」貢献するはずだとの見通しを示した。ゴールドマ ン・サックス・グループは先週、景気刺激策などを理由に、2009年 の中国成長率予想を従来の6%から8%に上方修正した。

中国人民銀行は昨年9月以来5回の利下げを実施し、政策金利を

5.31%としている。温家宝首相は昨年11月、景気刺激策を発表した。

ゴールドマンのエコノミスト、喬虹、宋宇両氏は「中国の政策担 当者らは一段の政策緩和を進める方向だけを示している」と分析し、 「内需の拡大はさらに強まる」と予想した。

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