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ドイツ銀:アッカーマンCEOとの契約を3年延長-13年まで(2)

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行 は27日、ヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)が金融危機 の影響回避に尽力したとして、同氏との契約を3年間延長する計画を明 らかにした。

ドイツ銀の発表資料によると、アッカーマンCEO(61)は監査 役会による契約延長要請を受け入れ、2013年の年次株主総会までCE O職にとどまることに合意した。同氏は来年5月に退任する予定だった。

アッカーマン氏はスイス生まれで02年にCEOに就任した。ドイ ツ銀はアッカーマンCEOによる経営指揮下で米国のサブプライム(信 用力の低い個人向け)住宅ローン市場の崩壊からの打撃を回避し、政府 支援を受けていない。08年通期決算で約50年ぶりの赤字に陥った同行 の業績は09年1-3月(第1四半期)に黒字転換したとアナリストら は予想している。

SEBのアナリスト、マンフレート・ヤコブ氏(フランクフルト 在勤)は「継続性が問題だ」と述べ、「アッカーマンCEOは投資銀行 業務推進とリテール・バンキング(小口金融)拡大というドイツ銀行の 戦略を具体的に実現した」と評価した。

ブルームバーグがまとめたアナリスト13人の予想中央値では、ド イツ銀が28日発表する1-3月(第1四半期)純利益は7億7300万ユ ーロとなる見込み。前年同期は1億3100万ユーロの赤字だった。

クレメンス・ベルジッヒ監査役会会長は発表資料で、アッカーマン 氏は「ドイツ銀が今回の危機を無事に乗り越えるようかじ取りをした」 と評価し、「09年第1四半期の業績はこれを裏付ける強い証拠だ」と述 べた。

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