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USスチール:1-3月は5年ぶり赤字-価格低下響く、減配発表

米大手鉄鋼メーカー、USスチー ルが27日発表した2009年1-3月(第1四半期)決算は、純損益 が03年10-12月(第4四半期)以来の赤字に悪化した。価格低下 の影響で一時項目を除く赤字幅はアナリスト予想の倍以上となり、同 社は減配を明らかにした。

発表資料によれば、純損益は4億3900万ドル(1株当たり3.78 ドル)の赤字。前年同期は2億3500万ドル(同1.98ドル)の黒字 だった。USスチールはまた、来年に返済期限を迎える債務返済に向 け、株式と社債を発行する計画も明らかにした。売上高は前年同期比 47%減の27億5000万ドル。

自動車や家電、不動産建設向けの鉄鋼需要は落ち込んでおり、U Sスチール含む鉄鋼各社は生産の縮小やプロジェクトの延期、従業員 解雇などを進めてきた。同社のジョン・サーマ最高経営責任者(CE O)は発表資料で「極めて厳しい世界的な経済環境にわれわれは引き 続き直面している」との認識を示し、4-6月(第2四半期)の営業 損益は赤字との見通しを示した。

USスチールの一時項目を除く第1四半期の1株損失は3.84ド ル。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト13人の予想平均 は1.67ドルの赤字だった。同社は別の発表文で、四半期配当を30 セントから5セントに減額することも明らかにした。

決算発表後の時間外取引で、USスチール株はニューヨーク時間 午後5時42分(日本時間28日午前6時42分)現在、27日終値か ら2.40ドル(8.7%)安い25.31ドルで推移している。昨年は69% 下落した。

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