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米企業の社債保証コストが上昇、株安など響く-CDS取引が示唆

27日のクレジット・デフォルトスワ ップ(CDS)市場では、北米企業の社債保証コストが上昇。株価下落 などが響いた。

CMAデータビジョンによれば、北米の投資適格級企業125社で構 成するマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ12)のスプレッ ドはニューヨーク時間午後4時(日本時間28日午前5時)現在、2ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の177bp。スプレッド上 昇は投資家心理の悪化を示す。

米政府が国内の大手金融機関19社を対象に実施したストレステス ト(健全性審査)の最終結果を待つ中で、同指数は4営業日ぶりの上昇 となった。これらの金融機関は先週、暫定結果を通知されており、最終 結果は5月4日に公表される。

CMAによると、バンク・オブ・アメリカ(BOA)の社債の5年 物CDSスプレッドは14bp上昇の300bpと、ここ2週間余りで最高。 シティグループは26bp上げて570bp。

一方、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)債の保証料は 低下。破産法適用申請の回避を目指すなか、計約270億ドルの無担保債 保有者に株式との交換を提案したことが影響した。

フェニックス・パートナーズ・グループの調べでは、GM債の保証 料は年間5%に加え、前払いで79%と、前払い部分の割合は5ポイント 低下。これはGM債1000万ドルのデフォルト(債務不履行)に対する期 間1年の保証料として、年間50万ドル、前払いで790万ドルかかること を意味する。

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