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欧州株:続伸、豚インフル発生で製薬株に買い-旅行関連は下落

欧州株式相場は続伸。旅行関連 銘柄が下落したものの、豚インフルエンザ発生で治療薬の売り上げが 押し上げられるとの期待から、製薬メーカーへの買いが膨らんだ。

製薬株では、英グラクソ・スミスクラインとスイスのロシュ・ホ ールディングが大幅高。豚インフルエンザはメキシコから、米国そし てカナダ、スペインに拡大した。

一方、仏蘭系航空会社、エールフランス・KLMグループと、空 港などで飲食店経営を手掛けるイタリアのアウトグリルは大幅安とな った。

ダウ欧州株価指数は前週末比0.4%高の196.53で引けた。同指 数の3月9日以来の上昇率は24%となった。年初来では0.9%下げて いる。ダウ・ユーロ50種株価指数は前週末比0.1%安、ダウ・欧州 50種株価指数は0.6%上げた。

チャールズ・スタンレー(ロンドン)の株式ストラテジスト、ジ ェレミー・バットストーンカー氏は「ロシュを含む欧州の製薬会社は 感染病関連ワクチンの世界的な在庫積み増しから恩恵を受ける可能性 がある」と語った。

世界保健機関(WHO)は27日に、豚インフルエンザ流行に関 する警戒レベルを前例のない水準まで引き上げる公算が大きい。WH Oの事情に詳しい関係者2人が匿名を条件に明らかにした。

グラクソは5.7%高と、昨年11月以来で最大の値上がり。同社 はインフルエンザ治療薬「リレンザ」をフル稼働で製造していると発 表した。ロシュは3.5%上げた。同社は、豚インフルエンザへの抑止 効果がある「タミフル」在庫が十分にあることを明らかにした。

ダウ欧州株価指数を構成するヘルスケア関連銘柄はこの日、

2.8%上げた。これに対し、旅行関連銘柄は豚インフルエンザで旅行 需要が減少するとの懸念から、2.5%下落した。

エールフランスと、スペインのイベリア航空はいずれも6.6%安 となった。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は7.8%下げた。 アウトグリルは4.8%下落した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前週末比11.02ポイント(0.3%)高の

4167.01。FTオールシェア指数は1.47ポイント(0.1%)上げ

2128.84。

ドイツのDAX指数は19.75ポイント(0.4%)高の4694.07。 HDAX指数は7.92ポイント(0.3%)上げ2338.14。

フランスのCAC40指数は0.42ポイント低下し3102.43で終了 した。

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