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【注目株】携帯ソフト、シャープ、コマツ、自動車、京セラ(2)

28日の材料銘柄は以下の通り。

携帯電話コンテンツ関連:28日付の日本経済新聞朝刊によると、 麻生太郎首相と中国の温家宝首相は29日に北京で会談し、次世代携 帯電話の開発に向けた技術協力の枠組みづくりで合意する。中国で主 流となる通信規格が日本と同じ第3世代携帯電話や第3.9世代に移 行するのを見据え、両政府が新たな端末開発やインフラ整備で連携す る官民協力を主導、動画などコンテンツの共同研究を促す。

シャープ(6753):事業環境は厳しいが、事業構造改革の推進に よりエレクトロニクス機器部門や電子部品部門の営業黒字化を想定、 2010年3月期の連結営業損益は500億円の黒字(前期は555億円の 赤字)になると見込んだ。液晶テレビは前期と同じ1000万台、販売 額は前期比9.5%減の6600億円を計画した。

コマツ(6301): 日本や欧米で建設機械の販売が停滞すると想定、 10年3月期の連結営業利益(米国会計基準)は前期比53%減の720 億円に落ち込むと予想した。担当アナリスト16人による今期営利益 予想の平均は638億円だった。

日立建機(6305):これまで好調を維持してきた新興国でも需要 が急減しており、10年3月期の連結営業利益予想を前期比45%減の 270億円と設定した。為替前提は1ドル=95円、1ユーロ=125円。 6月末をめどに過剰在庫を一掃、9月末までに調整を完了するという。

自動車大手:米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は破 産回避に向け、債権者に対し負債を440億ドル(約4兆2600億円) 圧縮することを要求。債務の株式化などを求めた。このほか2010年 末までに労組組合員を4万人に減らす計画で、08年の6万2000人か ら35%削減する。ディーラー数については42%減らし、約3600と する方針。日本の自動車大手にも影響が見込まれる。

アドバンテスト(6857):半導体検査装置(テスター)の販売不 振に加え、構造改革に伴うリストラ費用の計上などで、09年3月期 の連結純損益は749億円の赤字となった。前の期の実績は166億円 の黒字。10年3月期の業績予想は開示しなかった。

京セラ(6971):部品事業の一部製品の需要が改善しつつある ほか、環境エネルギー市場での事業拡大が見込めるとして、10年3 月期の連結営業利益(米国会計基準)を前期比1.3%増の440億円と 計画。為替前提は1ドル=92円、1ユーロ=123円。担当アナリス ト12人による今期営業損益予想の平均は26億円の赤字で、予想レ ンジ上限が226億円の黒字だった。

JR東日本(9020):景況悪化のため在来線の利用客数が落ち込 むと想定、新幹線の売り上げも減るとみて、10年3月期の連結営業 利益予想を前期比18%減の3570億円と見込んだ。担当アナリスト 13人による事前予想の平均は3826億円だった。

エルピーダメモリ(6665):07年初頭から続くDRAMの過剰 供給に加え、昨秋以降の世界的な景気後退で主要製品のスポット価格 は1年間で半分以下に下落した。売上高の減少、コスト低減が販売価 格の下落に追いつかなかったことが響き、09年3月期の連結純損失 は1800億円の赤字になったもよう。前の期は235億円の赤字だった。

アマノ (6436):顧客先の設備投資抑制で受注高が想定を下回り、 09年3月期の連結純利益は前の期比64%減の22億円にとどまった もよう。税制適格退職年金制度の廃止などで2億8100万円の特別利 益を計上する予定だが、事前予想の36億円に比べ14億円(39%) の下振れとなった。

マブチモーター(6592):海外子会社からの配当を実質非課税 とする税制改正を受け、将来の課税に備えて引き当てていた繰延税金 負債34億円を第1四半期(1-3月期)決算で取り崩す。これによ り、10年12月期の連結純損益は29億円の黒字になる見通し。前回 予想は5億円の赤字で、34億円の改善が見込まれる。

ユニ・チャーム(8113):海外子会社からの配当を実質非課税と する税制改正を受け、将来の課税に備えて引き当てていた繰延税金負 債の一部を取り崩すことにした。これにより、09年3月期の連結純 利益は170億円になる見通しで、23%の減益を予想していた前回予 想から一転、1.9%の増益を確保できる見込み。

古河電気工業(5801):繰延税金資産約140億円を取り崩すほ か、投資有価証券の売却益などを計上するものの、09年3月期の連 結純損益は374億円の赤字と、前回予想の290億円の赤字から損失 額が拡大したもよう、と27日に発表した。

カゴメ(2811):野菜飲料を中心に品ぞろえを強化、通販事業 にも力を入れ、10年3月期は増収増益を確保する構え。会社側は連 結純利益で前期比90%増の38億円と見込む。担当アナリスト2人の 事前予想の平均23億円を上回る。

トレンドマイクロ(4704):売上高は想定通り進ちょくしてい るが、円安効果による売り上げのかさ上げや為替差益が見込まれると して、第1四半期(1-3月期)の連結純利益予想を32億円から48 億円に50%引き上げた。前年同期比では4.5%増。

アミューズ(4301):主力アーティストのコンサートツアーな どが順調に推移、グッズの販売も良好だったとして、09年3月期の 連結純利益予想を14億7000万円から15億5200万円に5.6%引き 上げた。若手アーティストのテレビ、CM出演収入も増加した。

全日本空輸(9202):09年3月期の純損益が45億円の赤字と、 従来予想の90億円の赤字から損失額が減少したもよう、と27日に 発表。資産売却益の計上などによる営業外損益の改善が効く。

日本車両製造(7102):N700系新幹線を中心にした鉄道車両、 建設機械の更新需要はあったが、一部海外案件の売り上げが翌期へ繰 り下がることになり、09年3月期の売上高は前期比6.3%減の861 億円にとどまった。純損益は、新型車両の製作初期費用の負担解消、 鉄構事業の採算改善などで16億円の黒字と、前期の55億円の赤字 から好転。10年3月期の純利益は前期比12%増の18億円を計画。

オリエンタルランド(4661):28日付の日経新聞朝刊によると、 同社の09年3月期の連結経常利益は前の期比34%増の370億円超 となったもようで、5期ぶりの経常最高益となる。開業25周年イベ ントの効果で2月の上方修正をもさらに上振れしたという。

島田理化工業(6818):財務基盤の強化に向けて三菱電機 (6503)を相手先に総額55億円の優先株を発行する。A種、B種、2 種類の優先株が転換された場合、三菱電の持ち株比率は84.9%に上 昇するもよう。

NECエレクトロニクス(6723)、ルネサステクノロジ(RENEZ JP:非上場):来年4月1日の事業統合に向けて協議を開始するこ とで27日正式合意した。両社とその親会社のNEC、日立製作所、 三菱電機が27日連名で発表した。

アンジェスMG(4563)、森下仁丹(4524):抗菌作用を有する 機能性ペプチドを応用した新製品開発で共同研究契約を締結した。

武田薬品工業(4502):同社代表取締役会長の武田國男氏が代 表取締役を6月25日付で退任する。任期満了に伴う措置。

JVC・ケンウッド・ホールディングス(6632)、凸版印刷 (7911):28日付の日経新聞朝刊によると、JVCKW傘下の日本 ビクターと凸版印がCDやDVDの生産事業を統合することで合意し た。今夏までに凸版の生産設備をビクター子会社に移管、凸版はビク ターに生産を全面委託するという。

コスモスイニシア(8844):「事業再生ADR手続」という手法に より、私的整理を進めて経営再建を目指す。リーマン・ショックを契 機とした不動産市況悪化により前期(2009年3月期)に債務超過に 陥り、単独では再生困難になったとしている。

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