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欧米の株価先物が下落、豚インフル流行による景気懸念-アジア株安い

豚インフルエンザの流行による 世界的リセッション(景気後退)の長期化懸念が広がり、27日のアジ ア株は下げに転じ、欧州と米国の株価指数先物も下落している。

米政府が公衆衛生の緊急事態を宣言するなか、豚インフルエンザ の感染はメキシコと米国以外の地域にも拡大。このため、欧州最大の航 空会社エールフランスKLMグループやホテル大手インターコンチネン タル・ホテルズ・グループの株価下落が見込まれる。一方、衛生当局が パンデミック(大流行)の阻止を目指し、幅広い治療薬を求めるとみら れることから、スイスのロシュ・ホールディグや英グラクソ・スミスク ラインなどの医薬品株が買われる可能性がある。

ユーロ圏の株価指標のダウ・ジョーンズ・ユーロ・ストックス 50指数の先物はロンドン時間午前7時19分(日本時間午後3時19 分)現在、1.3%安の2230。CMCマーケッツによると、英国株の指 標のFT100種指数は39ポイント安で27日の取引が始まりそうだと いう。

MSCIアジア太平洋指数は0.5%安。一時は1.4%高まで上昇 していたが下げに転じた。米S&P500種株価指数先物は1.7%安。

CMCマーケッツのロンドン在勤ディーラー、マット・バックラ ンド氏は「豚インフルエンザの人への感染に関する週末のニュースが金 融市場を揺さぶっている」と述べ、「このパターンは欧州でも続く見通 しだ」と予想した。

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