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ダイハツ:今期は大幅な減収減益の予想、純利益は64%減に(3)

トヨタ自動車の子会社、ダイハツ 工業が27日発表した今期(2010年3月期)業績予想は、世界的な景 気減速を受けて、さらに需要の低迷が続くとみており、大幅な減収減益 の見通しだ。連結純利益は前期比64%減の80億円を予想している。

今期連結の売上高は同14%減の1兆4000億円、営業利益が同 56%減の170億円、経常利益は同59%減の160億円の予想。2期連続 の減収減益を見込んでいる。

また、前期(09年3月期)連結純利益は、前の期に比べて37%減 の221億円となった。自社ブランド車の販売は前年並みを維持したが、 原材料費の上昇や減価償却費の増加などが響いて7年ぶりの減益となっ た。

前期の売上高は同4.2%減の1兆6314億円、営業利益は同41% 減の382億円、経常利益は同41%減の395億円で、7年ぶりの減収、 営業および経常減益となった。1株当たり純利益は51円80銭(前の 期は81円92銭)、期末配当は5円(前の期の期末配10円)とした。 これにより年間配当は12円と前年に比べ5円の減配となる。

前期のダイハツ車の出荷台数は前年に対し58台少ない94万4881 台で、このうち国内が同2.9%増の58万7052台、海外が同4.4%減 の35万7829台。一方、トヨタからの受託車は同7.5%増の42万548 台だった。

ダイハツの箕浦輝幸社長は同日、都内で会見し、コスト高の池田 工場で合理化を進めるため、2ラインのうち、5月から1ラインを閉鎖 することを明らかにした。各ラインは月産1万台だが、1ライン閉鎖後 は稼働ラインの能力を同1万5000台に高める。正社員は他の国内工場 や海外工場の応援に振り向ける。

ダイハツの株価は午後1時58分現在で、前週末比1円(0.1%) 高の894円。

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