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欧州シェル、BP1-3月期:過去5年で最大の減益か-原油安響く

欧州石油大手、英蘭系ロイヤ ル・ダッチ・シェルと英BPの2009年1-3月(第1四半期)決算 は、リセッション(景気後退)に伴う原油安で少なくとも過去5年間 で最大の減益となりそうだ。

1-3月の米原油先物の平均価格は1バレル当たり43.31ドル で、前年同期比で56%下落。両社は開発計画の棚上げや産油業者に 価格引き下げを求めることで対応した。BPは、経費削減のためカナ ダのアルバータ州で進めているサンライズ・オイルサンド合弁事業を 縮小する可能性がある。一方、シェルは産業コストが最大50%低下 する公算が大きいとしている。

英レンズバーグ・ファンド・マネジメントでBPやシェルの株式 を含め約20億ドル(約1940億円)相当の資産を運用しているコリ ン・モートン氏は「収入が大幅に落ち込みそうだ。短期的にコストに 関してできることは何もない。かなり厳しい四半期決算になりそう だ」と述べた。

シェルは29日に決算を発表する予定。ブルームバーグ・ニュー スがアナリスト11人を対象に実施した調査の中央値では、一時的な 項目や在庫の変化を除く1-3月期決算の利益は前年同期の78億 5000万ドルを67%下回る25億6000万ドルになると予想されてい る。28日に決算を発表予定のBPの利益は、9人のアナリスト調査 の中央値で前年同期の64億9000万ドルから22億ドルに急減する とみられている。

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