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ホンダ:水素燃料の電池車でプラグイン式を開発も-米政策転換で(2

ホンダは、米国で販売している水 素で走る燃料電池車について、プラグイン式のモデルを開発する可能性 がある。同国が電池式自動車を優遇する政策に転換していることに対応 する。同社は、米国で水素を燃料とした自動車を販売する唯一の企業。

福井威夫社長は23日、デトロイトでのインタビューで、長期的に ガソリンの代用となり地球温暖化に関連した二酸化炭素の排出を減らす ことのできる燃料としては、水素が依然として最善の選択肢だとの認識 を示した。ただし、プラグイン式の燃料電池車の販売を後押しする米オ バマ政権の動きに対応する考えだという。ホンダは昨年米国で、水素で 走る燃料電池車「FCXクラリティ」のリース販売を開始している。

福井社長は、米政府の方針やインセンティブ(販売奨励策)とい う意味において状況は理解しているとした上で、同社がそうした状況に も対応しなければならないのは当然だとの認識を示した。

米国が燃費や温暖化ガス排出の規制を強化するなか、米ゼネラ ル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車、日産自動車のほか、新興企業 の米テスラ・モーターズやフィスカー・オートモーティブは、電源コン セントで充電できる自動車の開発を急いでいる。ホンダは、動力となる リチウムイオン電池の生産コストが高いことなどを理由に、まだ販売計 画は示していない。

福井社長は、同社がプラグイン式のハイブリッド車について検討 は進めているものの、直ちに製品化することは考えていないと語った。

ホンダとジーエス・ユアサが共同出資で設立したブルーエナジー (京都市)は21日、京都府福知山市に着工した新工場で2010年秋ご ろからハイブリッド車向けリチウムイオン電池の生産を開始すると発表 した。

福井社長は、ジーエス・ユアサとは、単にハイブリッド車への利 用ということだけを念頭に事業を始めたとした上で、現在はプラグイン 式ハイブリッド車への適用拡大も考えていると述べた。

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