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豚インフル:各国で感染拡大の様相-米で20人、カナダも確認

豚インフルエンザ感染の拡大 を受けてオバマ米政権は26日、公衆衛生の緊急事態を宣言し、備蓄 医薬品の放出に乗り出した。

米国ではこれまで20人の感染者が確認されている。カナダで も新たに感染者が確認されたほか、欧州、ニュージーランド、ブラジ ルでも感染が疑われる症例が出ている。米疾病対策センター(CD C)のリチャード・ベッサー所長代行はホワイトハウスでこの日記者 会見し、感染者は5州で確認され、感染者数が増える可能性があると 述べ、感染症状は軽く死者はいないが、「深刻化」する可能性がある との見方を示した。

メキシコの衛生当局によると、豚インフルエンザで80人以上 が死亡しており、同国政府は首都メキシコ市のバーや映画館の休業と 教会の閉館を要請した。ニューヨーク市では私立学校で8人の感染が 確認されており、マイケル・ブルームバーグ市長は市内の学校に授業 を継続させる一方で、市民に手洗いの励行を求め、体調が悪い場合は 自宅で安静にし、病状が深刻化しない限り通院を控えるよう求めた。

ベッサーCDC所長代行は、「感染は広がり続けると考えられ るが、人間への影響を最小限に抑える積極的な対策を講じている」と 言明した。

カナダではノバスコシア州とブリティッシュコロンビア州で計 6人の感染が報告された。

世界保健機関(WHO)は25日、豚インフルエンザの流行に ついて「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」との認識を表明。 新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)の警戒水準を現 行は6段階の3としているが、人から人への感染が増加する証拠があ る4に引き上げるかどうかを検討するため28日に再び緊急委員会を 開く。

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