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IEA事務局長:9月末までに30年の国別CO2排出量予測を発表

来日中の国際エネルギー機関(I EA)の田中伸男事務局長は25日、都内でブルームバーグ・ニュー スのインタビューに応じ、9月末までに2030年の国別二酸化炭素(C O2)排出量予測を発表する考えを明らかにした。

IEAが国別のCO2排出量予測を発表するのは初めて。本来は 11月に公表する09年版世界エネルギーアウトルックに盛り込む計画 だったが、予定を繰り上げて発表することにしたという。

12月にコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約締約 国会合(COP15)では、京都議定書が期限切れとなる13年以降の 次期枠組みについて合意される見込み。「ポスト京都」と呼ばれる次期 枠組み合意に向けては、各国の中期目標設定が焦点となっている。

田中氏は「IEAが国別の排出量予測を出すことで、各国の目標 設定の参考指標になる」とみている。

中期では供給不足も

原油の需給見通しに関し、田中氏は「14年頃までの中期で見ると、 供給不足は起こりうる」と指摘。足元で需要は落ち込んでいるものの、 金融危機の影響でエネルギー資源開発向け投資が停滞しており、景気 の回復時に供給が不足する懸念が生じているという。

田中氏は「投資が減っているため、楽観視はできない」と、IE Aが6月中に公表する「中期マーケットレポート」で、14年のOPE C余剰生産能力を従来の日量350万バレル水準から下方修正する考 えを示した。

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