コンテンツにスキップする

米ジャンク債デフォルト率、3月までに過去最高の14.3%に-S&P

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)によると、今年7-9月(第3四半期)に米景 気回復の兆しが出てきたとしても、投機的(ジャンク)水準の米企業の デフォルト(債務不履行)率は2010年3月までに過去最高の14.3%に 達する見通しだ。

アナリストのダイアン・バザ氏(ニューヨーク在勤)らは24日付 のリポートで、第1四半期の企業のデフォルト件数は38件と、前年同 期の2倍余りに上ったと指摘した。

またS&Pはデフォルト率が上昇する背景として、第3四半期まで 米経済のマイナス成長が続くことや企業収益の落ち込みに加え、格付け が最低レベルの企業にとって特に不利な信用凍結が持続することを挙 げた。「財務面で打撃を受け、リスクを回避したい貸し手側が、信用力 が最も高い場合を除くすべての借り手の債務借り換えなどに消極的な ことが、デフォルトの流れを加速させる恐れがある」と分析した。

S&Pは同社のレバレッジド・コメンタリー・アンド・データの統 計を引用し、第1四半期に銀行融資の条件修正を求めた企業が1月に 16社、2月に31社、3月に51社と、月を追って増加したと説明した。

S&Pによると、2009年に返済期限を迎えるジャンク級企業の債 務(銀行融資や債券含む)は約1775億ドル(約17兆2000億円)で、 10年は1790億ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE