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韓国サムスン電子1-3月期:携帯電話部門好調で市場予想上回る決算

液晶表示装置(LCD)やテレビ、 半導体メモリー生産で世界最大手の韓国サムスン電子が24日発表した 2009年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比72%の減益となっ たものの、市場予想は上回った。携帯電話部門の業績が予想以上だった ことが寄与した。

サムスン電子の発表資料によれば、純利益は6192億ウォンと、前 年同期の2兆1900億ウォンから減少した。ブルームバーグ・ニュース がまとめたアナリスト20人の予想中央値では530億ウォンが見込まれ ていた。営業損益は1476億ウォンの黒字となった。アナリスト予想は 2420億ウォンの赤字だった。

景気悪化に伴い家電需要が落ち込むなか、半導体メーカーと薄型テ レビメーカーの減産が供給過剰の緩和に寄与する可能性がある。野村ホ ールディングスや米シティグループなどは、価格見通しが改善したとし て先週以来、サムスン電子の通期業績予想を引き上げていた。

シティグループのソウル在勤アナリスト、ヘンリー・キム氏は今月 のリポートで、「現在のリセッション下で需要見通しが非常に不透明だ が、かつてない業界規模の供給調整が景気の循環的回復を後押しするだ ろう」と指摘した。

サムスン電子の株価はソウル時間午前9時53分(日本時間同じ) 現在、2.2%安の61万3000ウォン。

部門別業績

半導体部門は約6500億ウォンの赤字となり、2四半期連続で赤字 を記録。前年同期は1930億ウォンの黒字。アナリスト予想は4350億 ウォンの赤字だった。

液晶ディスプレー部門は約3100億ウォンの赤字。市場予想は 3410億ウォンの赤字、前年同期は1兆ウォンの黒字だった。

一方、携帯電話を含む電気通信部門の利益は同2%増の約9400億 ウォンと、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想中央 値(5170億ウォン)を上回った。携帯電話出荷は同1%減少したもの の、電気通信部門の営業利益率は12%で、JPモルガン・チェースの 予想(8.6%)を上回った。

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