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短期市場:翌日物0.10%付近、連休越えに需要-日銀潤沢供給を継続

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.10%付近で推移。足元資金の余剰感が強いなか、5月の大 型連休をまたぐ資金に需要が見られるが、日本銀行が潤沢な資金供給 を継続していることで安心感もあり、取引は落ち着いている。

翌日物は前日の加重平均0.104%に対し、一部の大手行や信託で

0.09-0.10%の調達が見られたが、地銀の需要は乏しく、大手行も

0.07%まで調達金利を下げており、引き続き取引は低調なようだ。

この日は20年債の発行と申告所得税の納付などから1.7兆円程 度の資金不足で、資金需要の高まる月末も近付くが、レポ(現金担保 付債券貸借)の安定や日銀の潤沢供給を背景に足元の調達意欲は乏し く、取引の注目は連休越えに集まっている。

連休越えの無担保コールターム(期日)物は、足元の資金余剰を 反映して月末以降に始まる取引の需要が見られる。30日開始の1週間 物は信託で0.14%の調達希望と、前日と横ばい。大手行の調達需要 は1-2週間物で0.13%程度とみられている。

日銀は足元や連休越えで潤沢な国債買い現先オペを継続している うえ、前日は1兆円の本店共通担保オペ(期日5月12日)も実施さ れ、市場に安心感が強い。高水準の準備預金残高も維持されており、 余剰資金を抱える地銀勢は運用意欲がありそうだ。

現先オペ4兆円を継続

午前9時20分の定例金融調節が見送られ、この日の当座預金は 8000億円減の14兆4000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は 5000億円減の9兆8000億円程度になる。準備預金の残り必要積立額 (1日平均)は4兆4300億円。

日銀は午前9時30分、10営業日連続で総額4兆円の国債買い現先 オペを通知した。スポットネクスト物(4月28日-30日)が3兆円、 1週間物(4月28日-5月11日)は1兆円。前日の平均落札水準はス ポットネクスト物が0.115%、1週間物は0.156%だった。同時にコマ ーシャルペーパー(CP)買い入れ3000億円も通知された。

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