コンテンツにスキップする

韓国の1-3月GDP:前期比0.1%増-予想外のプラス成長(2)

韓国銀行が24日発表した2009 年1-3月(第1四半期)国内総生産(GDP、季節調整済み)速報 値は前期比0.1%増加と、予想外のプラス成長となった。消費者や政 府部門の支出増加に加え、建設支出の改善が同国のリセッション(景 気後退)入りを防いだ。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト7人を対象にまとめた 予想では、前期比0.2%減と見込まれていた。前年同期比では4.3% 減少。昨年10-12月(第4四半期)は前期比5.1%減、前年同期比

3.4%減だった。

過去最低水準への利下げと政府の50兆ウォン(約3兆円)規模の 刺激策で、韓国経済は上向き始めている。中国経済の復調のほか、ウ ォンが過去1年間に対ドルで31%下落したのに伴い第4四半期の輸 出減少ペースが鈍化したことが、LG電子やヒュンダイモーターカン パニー(現代自動車)など韓国企業が世界的な貿易不振を乗り切るの に貢献した。

シティバンクのエコノミスト、オ・スクテ氏(ソウル在勤)は 「GDPの数字は韓国にとって良いニュースであり、韓国は他の国々 で見られている深刻な景気下降を免れたようだ」と指摘。「そうした 楽観的観測は株式相場の上昇に反映されている。利下げと政府の追加 支出が奏功し始めている一方で、輸出は比較的堅調だ」との見方を示 した。

韓国株の指標である韓国総合株価指数は今年に入り22%上昇して いる。08年は41%下落した。

韓国銀行(中央銀行)の李成太総裁は今月9日、景気下降が和ら いでいる兆候があるとして、2カ月連続で政策金利を2%で据え置き とした。韓国銀は昨年10月以降に計3.25ポイントの利下げを実施 している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE