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米マイクロソフト1-3月:利益が市場予想と一致-株価上昇(3)

ソフトウエア最大手の米マイクロ ソフトが23日発表した2009年1-3月(第3四半期)決算は、一部 項目を除いた利益がアナリスト予想と一致した。また同社が09年6月 期に一段のコスト削減が実現できる見通しを示したことを受け、時間外 取引で株価は上昇した。

マイクロソフトの発表資料によれば、純利益は29億8000万ドル (1株当たり33セント)と、前年同期の43億9000万ドル(同47セ ント)から減少した。一部項目を除いた利益は1株当たり39セントと、 ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想と一致した。業績 懸念でマイクロソフトの株価はこの2週間で3.8%下げていた。

マイクロソフトは来年半ばまでに5000人を削減する計画をあらた めて確認。契約社員の賃金引き下げや出張費の抑制などで、営業支出の 年15億ドル節減を目指している。同社はこの日、09年6月期の支出が 267億ドルと、従来予想以上に抑制できる可能性があると表明した。

パシフィック・クレスト・セキュリティーズのアナリスト、ブレ ンダン・バーニクル氏は「マイクロソフトは将来の営業支出を著しく抑 制している」と説明。「彼らが十分なコストカットに消極的だったこと がこれまで大きな問題だった」と述べた。

決算発表後の時間外取引でマイクロソフトの株価は上昇。一時

1.11ドル高の20.03ドルを付けた。株価終値は前日比0.75%高の

18.92ドル。年初来では2.7%下げている。

売上高は減少

売上高は前年同期比5.6%減の136億ドルと、アナリスト予想 (141億ドル)を下回った。

マイクロソフトは、09年4-6月(第4四半期)の業績見通しは 示さなかった。また、通常4月に公表する翌年度通期見通しも発表しな かった。

マックアダムズ・ライト・ラガンのアナリスト、シド・パラク氏は 「マイクロソフトがコストを管理しているのを投資家は心強く思うだろ う」とした上で、「彼らはこれが現在の環境下で最善の方法だとみてい る」と述べた。

部門別では、パソコン(PC)向け「ウィンドウズ」の売り上げは 前年同期比16%減少の34億ドルと、UBSのアナリスト、ヘザー・ベ リーニ氏が予測した35億ドルに届かなかった。インターネット部門の 売上高も同14%減の7億2100万ドルと、ベリーニ氏の予想(8億 1000万ドル)を下回った。

マイクロソフトの他の3部門もベリーニ氏の見通しに届かず、5 部門のうち4部門の売上高が前年同期を下回った。

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