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カナダ・ドル:上昇-中銀、早期の量的緩和策実施に言及せず

23日の外国為替市場では、カナダ・ ドルが過去3週間で最大の上昇を演じた。カナダ銀行(中央銀行)がこ の日公表した金融政策報告書で、景気てこ入れに向けて信用・量的緩和 策の活用に踏み切ると明言しなかったことが追い風となった。

TDセキュリティーズのチーフ経済・金利ストラテジスト、エリッ ク・ラッセルズ氏は「市場は常に量的緩和策に大きな不安を抱いている」 と述べ、「カナダ中銀はその意向を先送りしたため、カナダ・ドルはか なり活況だ」と分析した。

カナダ中銀は金融政策報告書で、景気見通しがさらに悪化した場 合には債券を買い取る用意があるが、こうした状況を予期していないと し、具体的行動に出る場合には6月4日以降の定例政策委員会で公表さ れると説明した。

カナダ・ドルは一時前日比1.4%高と、今月2日以来最大の上げ を演じた。トロント時間午後4時14分(日本時間24日午前5時14分) 現在は1米ドル=1.2237カナダ・ドル(1カナダ・ドル=0.8172米ド ル)。22日は1.2398カナダ・ドルだった。

カナダ国債市場では、10年物国債(表面利率3.75%、2019年6月 償還)の利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し

3.01%。価格は65セント下落し106.40カナダ・ドル。

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