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短期市場:翌日物0.10%前後か、連休越え弱含みも-日銀が潤沢供給

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.10%前後の取引か。日本銀行は5月の大型連休をまたぐ資 金を潤沢に供給するとみられ、余剰資金を抱えた銀行では準備預金の 積みの進ちょくも意識され、ターム(期日)物が弱含む可能性もある。

23日の翌日物の加重平均金利は0.3ベーシスポイント(bp)上 昇の0.104%。引き続き取引が薄いなか、大手行、地銀、信託の調達 で0.08-0.12%から始まり、午後は0.09%中心に推移した。24日 受け渡し分は0.08-0.13%だった。

この日は20年債の発行と申告所得税の納付などから1.7兆円程 度の資金不足。月末決済も近付くが、レポ(現金担保付債券貸借)の 安定や日銀の潤沢な資金供給を背景に足元の調達は強まらないとみら れ、落ち着いた取引が続きそうだ。

無担保コール1週間物は大手行の調達で0.13-0.135%、信託 の調達で0.14-0.15%と横ばい。レポは0.14-0.15%と若干弱含 んでいる。潤沢な国債買い現先オペの継続が見込まれるうえ、前日は 1兆円の本店共通担保オペ(期日5月12日)も実施された。

高水準の準備預金残高が維持されるなか、余剰資金を抱えて連休 を越えると準備預金の積みが大幅に進む銀行もあるとみられ、地銀勢 を中心に運用意欲が根強そうだ。

準備預金は9.8兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座 預金は8000億円減の14兆4000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は5000億円減の9兆8000億円程度になる見込み。短資会社各 社の予想では、調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆4300億円、積み 終了先は5兆5700億円となっている。

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