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ボルカー元FRB議長:世界は「重大なリセッション」-市場は不安定

ボルカー元米連邦準備制度理事 会(FRB)議長は23日、現在の世界的な景気悪化は歴史上最悪な ものの1つだとの認識を示した。

オバマ政権の経済回復諮問会議議長を務めるボルカー氏はワシン トンでの会議で、「米国ならびに世界は重大なリセッション(景気後 退)のただなかにある」と指摘。「銀行など金融機関への数兆ドル規 模の公的支援にもかかわらず、市場は依然として不透明かつ不安定で うまく機能していない」と説明した。

ボルカー氏は、金融危機の再発を防止する新たな規制は、大恐慌 時代に投資銀行業務と商業銀行業務を分離した「グラス・スティーガ ル法の復活」にはつながらないだろうと述べた。ただ、銀行と証券業 務の垣根を撤廃したグラム・リーチ・ブライリー法は修正が必要にな る可能性があるとした。

ボルカー氏は、銀行がヘッジファンドやプライベートエクイティ (PE、未公開株)投資ファンドに出資するのを禁止するべきだと主 張。「比較的最近、一部金融機関が資本市場に参加した結果、残念な がら中核の銀行機能への集中を欠くこととなった」と指摘した。

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