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【注目株】三菱UFJ、みずほ、アコム、証券、野村不、航空(2)

24日の材料銘柄は以下の通り。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):24日付の日本 経済新聞朝刊によると、国内主要金融機関の2009年3月期の最終赤 字額はおよそ4兆円になる見込み。三菱UFJの最終赤字額を「数千 億円」と指摘したほか、中央三井トラスト・ホールディングス (8309)は近く800億円程度の赤字に下方修正するとし、大手銀行、 証券、保険とも損失額が膨らんでいるとした。

みずほフィナンシャルグループ(8411):同社が23日に公表し た09年3月期の連結決算速報によると、最終損益は5800億円の赤 字となったもよう。景気悪化で不良債権処理費用を大幅に積み増すこ とや、保有株式の価格下落で減損処理を迫られたことなどが主因。金 融再生法に基づく開示債権は1兆3600億円、不良債権比率は

1.75%。連結自己資本比率は10%台となる見込み。

アコム(8572):09年3月期の連結純利益は136億円となったも よう。前回予想は472億円だったため71%の下振れ。利息制限法の 上限を超える利息(過払い金)の返還を求める動きが強まり、引当金 を従来より325億円積み増したことが背景。年間配当は70円を予定。 前の期の実績100円から30円の減配となる。

大和証券グループ本社(8601):24日付の日経新聞朝刊による と、同社の09年3月期の最終損益は1000億円前後の赤字となるも よう。前の期の実績は464億円の黒字だった。また野村ホールディ ングス(8604)はきょうにも銀行を対象とした国際決済銀行(BI S)の自己資本比率規制「バーゼル2」に基づいた自己資本比率を開 示するという。

野村不動産ホールディングス(3231):分譲マンションや賃貸向 けの引き渡し戸数が想定を下回ったほか、不動産市況の悪化に伴い保 有するたな卸資産の評価損が拡大、09年3月期の連結純利益は前の 期比61%減の137億円にとどまったもよう。前回予想は230億円だ ったため40%の下振れとなる。

航空大手:日本航空(9205)と全日本空輸(9202)は7月から燃料 価格の変動に応じて国際線の航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃 (サーチャージ)を全路線でゼロにする。24日付の日経新聞朝刊が 報道した。原油価格下落を反映した措置で、サーチャージがなくなる のは05年1月末以来、4年半ぶり。

不動産大手:24日付の日経新聞朝刊によると、大手不動産会社 2社の09年3月期の連結業績はそろって営業減益になったもよう。 三菱地所(8802)は前の期比21%減の1400億円程度、三井不動産 (8801)は同5%減の1700億円前後で、不動産市況の悪化を背景に 住宅事業や利益率の高い不動産仲介事業が不振だったという。

住友金属鉱山(5713):第4四半期(1-3月期)の金や銅など の金属相場が想定より好転したほか、為替も円安で推移したため、 09年3月期の連結純利益は前の期比84%減の215億円になったもよ う。前回予想は190億円だったため13%の上振れとなる。

テルモ(4543):24日付の日経新聞朝刊によると、同社の09 年3月期の連結純利益は前の期比19%減の350億円前後となる見込 み。純利益の減益は7期ぶり。主力のカテーテル(医療用細管)は海 外で堅調だったが、昨年末までの円高や医療機器の公定価格引き下げ が響いたという。

KDDI(9433):10年3月期の連結純利益予想を前期比15%増 の2550億円と設定した。携帯電話事業の営業利益の伸びは1.7%増 と小幅ながら、固定電話事業の赤字が400億円に縮小すると予想 (前期実績は566億円の赤字)、EPS(1株当たり当期純利益) は5万7250円を見込んだ。同社株をカバーする証券系アナリスト 18人のEPS予想の平均は6万3938円だった。

ソネット・エムスリー(2413):医療従事者専門サイトの医師会 員が1.2万人増の17.4万人に増加、製薬会社向けのマーケティング 支援サービスも好調で、09年3月期の連結営業利益は前の期比11% 増の40億円となった。10年3月期予想は前期比20%増の48億円で、 アナリスト9人による事前予想(52億円)を若干下回った。

ローム(6963):海外子会社からの配当を実質非課税とする税 制改正を受け、将来の課税に備えて引き当てていた繰延税金負債の一 部を取り崩す。これにより税金費用が約500億円減少。一方、グル ープ企業における早期退職関連費用や遊休固定資産に関わる減損損失 など特別損失も発生。両方を勘案すると、09年3月期の連結純損益 は96億円の黒字になったもよう。前回予想は115億円の赤字だった。

ダスキン(4665):雇用情勢の悪化や個人消費低迷などで事業環 境は厳しかったものの、経費削減で収益性を向上、09年3月期の連 結純利益は前の期比11%減の64億円になったもよう。前回予想は 48億円だったため、33%の上振れとなる。

オービック(4684):企業はIT投資を抑制しているが、期末 受注残が6カ月分確保できているうえ、新製品も投入するため、10 年3月期の連結営業利益は前期比2.7%増の147億円と見込んだ。 同社株をカバーする証券系アナリスト10人の予想平均も147億円だ った。発行済み株式総数の2.07%に相当する20万株を上限に自社 株買いも実施する。取得期間は今月24日から来年3月31日まで。

日本高純度化学(4973):携帯電話やデジタル家電製品の生産は 停滞するとみているが、コネクター用のめっき薬品の新製品への切り 替えが進むと期待、10年3月期の営業利益は前期比2.1%増の11億 円と見込んだ。同社株をカバーする証券系アナリスト4人による事前 予想の平均は9億300万円だった。

日立ハイテクノロジーズ(8036):半導体・液晶製造装置の操業 度悪化や在庫評価損の計上などで収益性が低下、09年3月期の連結 純利益は前の期比74%減の71億円にとどまった。前回予想91億円 を22%下回った。

日立ツール (5963):自動車や産業機械業界の事業環境は引き続 き厳しいと判断、10年3月期の連結純利益は前期比58%減の2億 6000万円と見込んだ。東洋経済新報社の「会社四季報」09年春号で は20億円の最終赤字予想を掲載している。

日本ペイント(4612):自動車メーカーをはじめとする国内主要 顧客の事業環境が悪化、大幅な減産や在庫調整が行われた結果、同社 のペイント受注も低迷、09年3月期の連結純利益は前の期比70%減 の20億円となったもよう。前回予想26億円からは23%の下振れ。

テイ・エス・テック(7313):日本での費用削減効果が奏功、想 定より為替が円安で推移したこともあり、09年3月期の連結EPS が69円85銭になったもようだと発表した。前回予想に比べ11%の 上振れ。正式な決算発表予定日は4月28日。

エムティーアイ(9438):音楽系コンテンツ領域で人気楽曲の獲 得が進んだほか、効果的なプロモーション展開が奏功、3月末の有料 会員数は半年前から120万人増の730万人になった。売上高の増額 に伴って、第2四半期累計(08年10月-09年3月期)連結純利益 は前年同期比5.5倍の8億6200万円となったようだ。

フューチャーアーキテクト(4722):金融業界向けのITコンサ ルティング事業は低迷したが、プロジェクト管理体制の強化で採算性 は向上、第1四半期(1-3月)の連結純利益は前年同期比5.7%増 の4億2300万円だった。通期予想に変更はない。

巴川製紙所(3878):凸版印刷(7911)と液晶ディスプレイ向け光 学フィルム関連事業で資本・業務提携を締結すると発表した。凸版印 を割り当て先とする第三者割当増資で18億円調達する。これにより 凸版印は巴川紙株の6.76%を保有する筆頭株主になる見込み。

西松屋チェーン(7545):4月度(4月20日締め)の既存店売 上高は前年同月比0.3%増だった。前半は低温に悩まされたが、後半 に気温が上昇、春物アウトウエアや実用衣料が伸びた。紙おむつや粉 ミルクなどの育児消耗雑貨も好調で、来店客数は同2.6%増となった。

ダイヤモンドダイニング(3073):5月18日付の株主名簿に記 載された株主を対象に1株につき2株の株式を割り当てる。

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