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李会長のPCCW買収計画差し止め、投資家は「株式分割」敬遠か

香港最大の電話会社PCCW の李沢楷(リチャード・リー)会長による同社買収計画が裁判所に認 められなかったことを受け、資金豊富な投資家は今後香港で、株主投 票の際に少数株主を退けるために利用してきた「株式分割」の手法を 取りにくくなる可能性がある。

香港の控訴裁判所は22日、買収をめぐる株主の採決で不正があ ったとして買収差し止めを求めていた香港証券先物委員会(SFC) の主張を支持。6日に一審裁判所である香港高等法院が示した買収支 持の判断を覆した。

今回の控訴審判断は香港の市場監督当局にとっての勝利だ。当局 は買収計画への支持を広げるため、PCCW株が不正に数百人の株主 に提供されたとして、買収差し止めを求めていた。判決を受けて、李 会長は買収に反対する株主の保有株を買い取れなくなる。同社の株価 は過去9年に97%下落している。

一審裁判所である香港高等法院は6日、香港では「株式分割」が 合法だとして計画を認める判断を下していた。

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