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ハーバード大学生自治会がビル所有も、約400万ドルの物件購入検討

米ハーバード大学の学部生らが 集会スペースの確保を目指し、400万ドル(約3億9000万円)相当 のビル購入を検討している。

物件はマサチューセッツ州ケンブリッジのハーバードヤード近く の3階建てのビル。学部生自治会メンバーのセナン・エブラヒム氏は、 物件を賃貸せず、学生が集まる場所として利用できると話した。自治 会では26日に、この案件の検討を進めるか否かを投票にかける計画 だ。

ハーバードをはじめ全米各地の大学では、戦後最悪のリセッショ ン(景気後退)で寄付金残高が減少するなか、職員の雇用削減や給与 凍結が相次ぎ、施設の建設作業は遅れている。自治会は既に学生から の学内活動費の提供要請の増加に悩んでおり、学部2年生のアンドレ ア・フローレス自治会長は、ビル購入の頭金60万ドルの寄付を卒業 生に呼び掛ける案も検討中と述べた。

自治会のエブラヒム氏は電話インタビューで、「学生らがこの案 件を前向きに受け止めるとかなり期待している」と指摘。「実現の可 能性は明らかに高い」と述べた。

現在の物件オーナーは、ファンデーション・フォー・シビック・ リーダーシップという財団法人。フローレス氏によれば、財団側が売 却を提案した。学生自治会は21日まで、この案件を内密にしていた。 財団側の提案では、いったん売却した後に賃借する可能性もあるとい う。財団に電話と電子メールで連絡をとったが、即座の返答はなかっ た。

フローレス氏は、ハーバード大学では多くの学生が会合やパーテ ィーのための共有スペースが不足していると感じていると話した。

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