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日本株は小動き、業績への過度の不安後退で輸出上げ-金融は下げ

朝方の東京株式相場は、株価指数 が前日終値を挟んで小動き。年初からの円安傾向を背景として、企業業 績が予想されたほど悪くないとの期待感からキヤノンなど輸出関連株中 心に買いが先行。ゴールドマン・サックス証券が業界判断を格上げした 自動車株が買われ、輸送用機器は東証1部の業種別上昇率で首位。

半面、企業業績の発表シーズン入り、米銀のストレステスト(健全 性審査)への警戒は根強く、証券・商品先物取引、銀行、その他金融、 保険など金融株はそろって安い。

新光証券エクイティ情報部の三浦豊シニア・テクニカルアナリスト は、「手掛かり材料難で、きのうの終値を挟んで方向感のない展開とな りそう。日経平均株価がこのまま25日移動平均線を維持するかどうか、 が相場のポイント」と見ていた。25日線は午前時点で8640円となっ ており、維持すれば日柄調整後に再度上値トライ、割り込むと値幅調整 につながりやすい、と三浦氏は指摘した。

午後9時25分時点の日経平均株価は前日比8円39銭(0.1%)高 の8735円69銭、TOPIXは0.44ポイント(0.05%)安の829.52。 東証1部の売買高は概算で2億7149万株。値上がり銘柄数は758、値 下がり銘柄数は648。

キヤノンの増額観測、GS証は自動車上げ

23日付の日本経済新聞朝刊は、キヤノンの1-3月期の連結営業 利益(米国会計基準)が前年同期比82%減の300億円前後になった もようと報じた。複写機の需要低迷が響くが、デジタル一眼レフの販 売順調や想定以上の円安進行が下支えしたという。09年12月期の営 業利益を従来予想より上方修正する公算が大きいとしている。

また、ゴールドマン・サックス証券では、自動車セクターの投資 判断を従来の「コーシャス(慎重)」から「アトラクティブ(魅力 的)」へ格上げし、トヨタやホンダ、アイシン精機などの投資判断を 引き上げた。

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