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マザーズのSMS株、1年上昇率で首位-介護や医療の採用強く高値

介護・医療に特化した人材紹介 サイトを運営するエス・エム・エスの株価が反発。一時前日比7.1% 高の54万1000円と、約2カ月ぶりに上場来高値を更新した。日本国 内の景況感が落ち込む中でも介護事業者、医療機関の採用需要はおう 盛で、同社サービスに対する需要が強い。今後も高成長を継続できる との見方から買いが入っている。

同社株の過去1年間のリターンは421%で、東証マザーズ指数を 構成する189銘柄でトップ。SMSの株価は10万円近辺から5倍以 上に値上がりした。

野村証券金融経済研究所の大原一真アナリストは、「ほかの人材 紹介企業や求人広告企業が赤字か減益を予想する中で、SMSは大幅 な増益が期待できるため、投資家の注目を集めている」と指摘。今月 30日の業績発表を控え、好業績期待が高まっているという。

大原氏によると、同社株の動きが良くなったのは08年4月末ご ろ。「看護師の人材紹介が4-6月期に伸びていることが確認され、 株価が上昇した経緯がある」。今回も前年同様、決算発表後の上昇ピ ッチ加速を見越した買いが入っている可能性がある、と同氏の見方だ。

野村金融研では、ディスカウント・キャシュ・フロー(DCF) 法を用いてSMS株の妥当株価を61万円と算出、投資判断「1(買 い)」を継続している。DCFに用いた加重平均資本コスト(WAC C)は8.3%。

SMSは5月から6月にかけて介護・福祉職者や看護師・准看護 師のための就職・転職イベントを開催する。SMS経営企画部IR担 当の三浦裕美子氏は、「介護・医療分野の引き合いは強い。景気変動 の影響はほとんどない」と話していた。

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