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企業向け資金需要はプラス13に低下、貸し出しへのシフト一服-日銀

【記者:日高正裕】

4月22日(ブルームバーグ):日本銀行が22日発表した「主要銀 行貸出動向アンケート調査」によると、過去3カ月に企業向け資金需 要がどのように変化したかを示す「資金需要判断DI」はプラス13 と、今年1月の前回調査(プラス43)から大きく低下した。

過去3カ月間の「資金需要判断DI」は、大企業向けがプラス14 と前回調査(プラス50)から大きく低下したほか、中小企業向けもプ ラス8と前回調査(プラス24)から低下。中堅企業向けもプラス6と 前回調査(プラス16)から低下した。一方、個人向けはマイナス4と 前回調査(マイナス10)からマイナス幅が縮小。地方公共団体等向け はプラス18と前回調査(プラス5)から上昇した。

日銀が10日発表した3月の銀行貸出平均残高は前年同月比3.6% 増と3カ月連続で伸びが鈍化した。一方、コマーシャルペーパー(C P)の銀行等引受分末残高は同4.3%減となお水面下ながら、マイナ ス幅は昨年12月を底に縮小している。日銀によるCP買い入れなども あってCPの発行環境が改善するなど、金融市場はひところに比べ落 ち着いており、企業の資金調達の貸し出しへのシフトは一服している。

「主要銀行貸出動向アンケート調査」は四半期に1度、貸出残高 が大きい50の金融機関を対象に行っている。調査対象が貸出残高合計 に占める比率は74%。「資金需要判断DI」は(「増加」とした金融機 関の構成比+0.5×「やや増加」とした金融機関の構成比)-(「減少」 とした金融機関の構成比+0.5×「やや減少」とした金融機関の構成比)。

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