コンテンツにスキップする

トヨタ:今夏の管理職の賞与を前年比6割減-年度では4割減に(3)

自動車販売で世界1位のトヨタ自 動車は22日、課長級以上の管理職約8900人に今年夏に支給する賞与 (ボーナス)を前年実績比で6割程度カットすることを明らかにした。

トヨタは前期(2009年3月期)に59年ぶりの最終赤字に転じる ことを受けて人件費を含む固定費の削減に取り組んでおり、すでに組合 員の今夏および今冬のボーナスを約26%減らすことで合意したほか、 取締役賞与の見送りも決めている。

トヨタでは管理職のボーナスを、冬に支給する分と翌年夏に支給す る分を年額として算出している。昨年冬の管理職のボーナスは約1割減 となったことから、今夏とあわせて2008年度の管理職のボーナスは 「前年度実績に比べて4割程度の減少になる」(広報部堀俊明氏)とい う。今回の措置に伴う費用軽減額は明らかにしていない。

また09年度の管理職のボーナスについては「まだ決まっていな い」(堀氏)としている。管理職のボーナスカットは22日付の朝日新 聞朝刊が先に報じた。

大和住銀投信投資顧問の小川耕一チーフ・ポートフォリオ・マネジ ャーは「販売減に伴い、ボーナスカットなどで固定費の削減は避けられ ない。社員の間でも危機認識の醸成にもつながる」とコメントしている。 また東海東京調査センターの加藤守アナリストは、ボーナスカットの効 果について「数千億円の赤字に対してはたいしたことはないが、緊張感 を出すことにつながる」とみている。

トヨタの株価は前日と変わらずの3720円(午前10時31分現在)。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE