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短期市場:翌日物は0.10%前後で取引低調か、連休越えの資金調達続く

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.10%前後で取引低調な展開か。銀行による準備預金の積み 上げが序盤から進ちょくしており、高水準の準備預金を背景に資金余 剰感が強い。一方、5月の大型連休をまたぐ資金は需要が残っている とみられ、一定の取引が続きそうだ。

21日の翌日物の加重平均金利は0.2ベーシスポイント(bp)低 下の0.102%。大手行の調達水準は0.07-0.08%で、地銀や信託、 証券の調達も含めて0.08-0.12%程度のレンジが続いた。全体的に 調達意欲は乏しかった。

日銀の潤沢な資金供給が続くなか、4月分の準備預金を積み始め て4営業日目にして進ちょく率かい離幅がプラス9%を超えている。 年金払いを受けた地銀を中心に余剰感も強まっており、無担保コール 取引は低調になりやすい。

もっとも、資金需要が高まる5月の大型連休をまたぐ調達意欲は 残っており、運用側が調達側に歩み寄る形で取引が成立しそうだ。連 休をまたぐ無担保コール1-2週間物で0.13-0.15%程度の取引が 見込まれる。レポ(現金担保付債券貸借)2週間物も0.16%の取引 が指摘された。

準備預金は10兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座 預金は1兆円減の15兆1000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は1兆円減の10兆円程度になる見込み。短資会社各社の予想では、 調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆4800億円、積み 終了先は5兆3600億円となっている。

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