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3月英インフレ率:2.9%に低下、1年ぶり低水準-予想と一致(2)

英政府統計局(ONS)が21 日発表した3月の英消費者物価指数(HICP)は、前年同月比

2.9%上昇となった。リセッション(景気後退)が英経済全体で物価 上昇圧力を後退させ、インフレ率は2月の3.2%から低下し1年ぶり 低水準となった。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト29人を対象に実施し た調査の中央値でも、3月の指数は前年同月比2.9%上昇と予想され ていた。

英経済がほぼ30年で最悪のリセッションに見舞われるなか、22 日発表される3月の失業統計では、失業者数が失業手当申請ベースで 1997年以来の高水準に達すると見込まれている。

ドイツ銀行の英国担当チーフエコノミスト、ジョージ・バックリ ー氏(ロンドン在勤)は、「消費者は支出を抑制している。失業者増 加は支出に悪影響を与えるだろう」と述べ、「インフレ率は9月まで に1%を下回る」との見通しを示した。

イングランド銀行(英中央銀行)は、インフレ率が2011年に

0.3%まで低下すると予想している。インフレ目標は2%に設定され ている。

一方、同時に発表された3月の英小売物価指数は前年同月比

0.4%低下し、1960年以来で初めてマイナスとなった。住宅ローン 利払いなどを除いたベースでは同2.2%上昇と、3年ぶりの低い伸び だった。

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