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アジア太平洋地域の債券保証コストが上昇-銀行の信用損失増加を懸念

21日のクレジット・デフォルトス ワップ(CDS)市場で、アジア太平洋地域の債券保証コストが上昇し た。米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)が回収不能ローンの増加に 対応し、64億ドル(約6280億円)の貸倒引当金を計上したことを受 け、銀行の信用損失が増加するとの懸念が広がった。

バークレイズによれば、投資適格級の日本企業50社の社債を基に したマークイットiTraxx日本指数のスプレッドは日本時間午前9 時19分現在、15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の 330bp。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RB S)によれば、50の投資適格級発行体で構成するマークイットiTr axxアジア(日本除く)指数のスプレッドもシンガポール時間午前8 時33分(日本時間同9時33分)現在、同幅上げて322bp。

ウエストパック銀行によれば、オーストラリア企業25社に連動す るマークイットiTraxx豪州指数のスプレッドはシドニー時間午前 10時29分(日本時間同9時29分)現在、17bp上昇し332bp。

カリヨンのアナリスト、ブライアン・ライ氏(香港在勤)は「今 は決算期で、誰もが米政府による銀行へのストレステスト(健全性審 査)の結果や、銀行が評価損を抑えられるかに注目している」と指摘し た上で、「こうした対策で事業環境が改善されるかについては疑問があ る」と述べた。

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