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イラン大統領がイスラエル批判、一部が反発して退席-国連会議

イランのアハマディネジャド大 統領は20日、国連主催の世界人種差別撤廃会議での演説でイスラエ ルを批判し、これに反発した一部の欧州代表団が退席した。

アハマディネジャド大統領は国連欧州本部での演説で、明確にイ スラエルに言及し、人種差別主義が世界平和への重大な脅威となって いると強調。「シオニスト」による人種差別主義への反対行動を呼び 掛けた。

同大統領は「シオニズムという言葉は、誤って宗教に訴え、憎し みや醜さを隠すために宗教的感情を悪用する人種差別主義を象徴して いる」と語った。

この発言に抗議し、フランスやフィンランド、デンマークなどの 代表団が退席した。欧州連合(EU)議長国のチェコも、代表団を引 き揚げると表明した。

ウルフ米国連次席大使はニューヨークで記者団に対し、アハマデ ィネジャド大統領のスピーチは「卑劣」で「不愉快」だと指摘。「不 正確で恥ずべき内容であり、人種差別撤廃会議と国連の意向を無視す るばかりか、イラン国民に対する重大な不当行為だ」と語った。

米ホワイトハウスのギブズ報道官はこの日、ワシントンでの会見 で、オバマ大統領はアハマディネジャド大統領の発言に「強く異議を 唱える」と語った。

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