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Eアクセス株がもみ合い、前期営業利益上ぶれも最終赤字は据え置き

イー・アクセスの株価がもみ合い。 景気低迷で割安感の強いADSL(非対称デジタル加入者線)の契約者 が計画と比べて増え、前期(2009年3月期)の連結営業利益は計画を 上回る見通しとなったが、特別損失の計上で最終赤字は従来計画を据え 置いたため、買いにつながらなかった。

同社株は前日比0.8%高の6万6100円と小幅に反発して始まった が、午前9時57分現在、2.7%安の6万3800円と下げている。

Eアクセスはこの日の午前8時半、前期業績予想の修正を発表し た。固定ブロードバンド(高速大容量通信)では「昨年後半からの経済 環境の悪化で、料金が比較的安いADSLが見直されている」(同社の 広報室長・五十嵐尚氏)といい、連結営業利益は前の期の2.3倍の 165億円と、従来計画を27億円上回ることとなった。

ただ、連結子会社アッカ・ネットワークスとの統合関連費用、固 定資産の除却損、繰延税金資産の取り崩しなどにより、純損失は98億 円と従来予想を据え置いた。前の期の64億円からは赤字幅が拡大する。

ブルームバーグ・データに登録された証券系アナリスト8人の前 期連結純損益の予想平均値は94億円の赤字、10年3月期は5900万円 の黒字で、本格的な業績回復には時間がかかるとの見方が多い。

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