コンテンツにスキップする

ニッパツ株4日続伸、前期営業利益36%上振れ-円安と経費削減効果

自動車のサスペンション向けば ねなどを手掛けるニッパツの株価が一時、前日日3.2%高の446円と 4日続伸。為替相場が想定よりも円安で推移した上、経費削減などが 奏功し、2009年3月期の連結営業利益、経常利益がそれぞれ従来予想 を上回ったもよう、と20日に発表した。修正数字は市場予想を上回 っており、業績に対する安心感が広がった

同社の主力製品は自動車用懸架ばね、HDD向け精密ばねで、09 年3月期の連結営業利益は従来予想比36%増の95億円になったもよ うだ。ブルームバーク・データにあるアナリスト5人の予想平均値68 億8000万円を上回った。08年3月期は304億円。

2月時点で為替レートを1ドル=90円に想定し直したが、3月末 時点は同98円23銭と、想定よりも円安で推移した。同社の場合、通 期で1円の円高で3億円の程度の減益要因になるという。また、歩留 まり改善や設計変更を含めた原価低減などに努め、利益率が改善した。

ニッパツ広報グループの阿部匡氏は、「自動車メーカーの在庫調 整は一巡した。後は需要がどこまで回復するか。底は2月に打ったと 見ている」と話していた。同社は自動車向けが6割を占める。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE