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カリヨン証の加藤氏:投資家需要見えるタイミング、20年入札も順調か

カリヨン証券の加藤進チーフエコ ノミストは21日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、 債券相場の見通しなどについて以下のとおりコメントした。

きょうの相場見通し:

「米国で株価が下がり債券は買われたことから、外部環境は比較 的良好だといえる。世界的な金融危機に改善の兆しは見られてきたが、 本格回復には時間がかかるため今後も不安定な動きが続く。新年度明け ということもあって投資家の買い需要が見えてくるのではないか。これ まで一貫して売ってきた海外勢の買い戻しで先物が買われやすい」

20年債入札は順調か:

「20年債は1-3月にクーポンが1.9%だったので、今回2.1% となればかなり魅力的に映ってくる。生命保険の今年度運用計画でも比 較的にデュレーション(平均残存期間)の長いゾーンを中心に国債を買 い増しするというが、まだ本格的に買いが出ていない。きょうは買いの タイミングとなる」

超長期債の需要見通し:

「今年度補正では17兆円近い増発となり、下期にも増発の可能性 があることで数字上はかなり大きいが、取りあえずある程度は織り込ん だといえる。投資家懇談会でも20年債の増発を望む声が多く、中長期 的には20年や30年債など超長期債が運用のコアになるということな ら、必ずしも増発だけで相場が大きく崩れることにはならない」

新年限での発行の可能性:

「17兆円という数字をみると、既存の年限だけでなく新しい年限 を導入するというのは当然の考え。ただ、時期尚早との意見もあること から、すぐに3年や7年債が導入される可能性は高くない」

--取材協力:曽宮一恵 Editor:Hidenori Yamanaka,Tetsuzo Ushiroyama

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 赤間信行 Nobuyuki Akama +81-3-3201-8842 akam@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net

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