コンテンツにスキップする

短期市場:翌日物は0.08-0.10%程度か、5月連休越えの取引増加も

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.08-0.10%程度で横ばいか。準備預金の積み上げ序盤だが、 高水準の準備預金残高を背景に落ち着いた取引が続く。月内は資金余 剰感から調達意欲が弱まり、需要が残る5月連休越えのターム(期 日)物で取引が増加する可能性もある。

20日の翌日物の加重平均金利は0.2ベーシスポイント(bp)低 下の0.104%。一部の大手行や信託が0.10%で調達を始めたが、地 銀の需要が少なく、その他の大手行の調達水準は0.07-0.08%と低 かった。21日の受け渡し分は0.07-0.12%で取引された。

この日は特別な決済要因がないうえ、準備預金残高も11兆円に 増加する見込みで、調達側に余裕がありそうだ。日銀の潤沢な資金供 給を背景に、積みの進ちょく率かい離幅もすでにプラス8%を超えて おり、資金余剰感が強まってきている。

国から年金が払い込まれた地銀などは運用意欲が強いが、月内の 共通担保オペが連日実施されるなか、調達意欲は弱まっており、5月 連休越えまで運用期間を延ばしている。連休越えは一定の資金需要も 残り、取引が増える可能性もある。

無担保コール1週間物の0.13%付近に対し、連休をまたぐ2- 3週間物は0.15%前後で推移しそうだ。足元のレポ(現金担保付債 券貸借)は0.13%前後で横ばいが見込まれる。

当座預金が再び16兆円台

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座 預金は1000億円増の16兆1000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は2000億円増の11兆円程度になる見込み。短資会社各社の予想 では、調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)が4兆5400億円、積み 終了先は4兆5700億円となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE