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カナダ・ドル:1週間ぶり安値に急落-株価と原油価格の下落で

20日の外国為替市場では、カナ ダ・ドルが約1週間ぶりの安値に下落した。株価や原油価格が下落し た上、21日のカナダ銀行(中央銀行)の政策金利決定発表などを控え て売りが優勢となった。

カナダ・ドルは3営業日続落し、米ドルは大方の主要通貨に対し て上昇。S&P500種株価指数は4.3%安。原油先物5月限は一時

9.6%安の1バレル=45.50ドルに下落した。カナダ・ドルとS&P 500種の今年の相関係数は0.73、カナダ・ドルと原油価格との相関 係数は0.52となっている。相関係数が1.0のときは2つの変数が連 動する。

ナショナル・バンク・ファイナンシャルのアシスタント・チーフ エコノミスト、ヤニック・デスノイヤーズ氏は「原油安と米ドル高に カナダ・ドルは反応している」と述べ、「さらに、カナダ銀行がどう動 くかという問題もある」と指摘した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時37分(日本時間21日午前 5時37分)現在、前週末比2.1%安の1米ドル=1.2392カナダ・ド ル(1カナダ・ドル=0.8070米ドル)。一時は1.2397カナダ・ドル と、今月9日以来の安値を付けた。17日は1.2132カナダ・ドルだっ た。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト25人の予想 中央値では、カナダ中銀は21日の政策委員会で政策金利を過去最低 の0.5%に据え置くと見込まれている。12人の回答者は0.25ポイン トの利下げを予想した。同中銀は先月、政策金利を1%から引き下げ ていた。マーク・カーニー総裁は23日に量的緩和策に関する指針を 公表する予定。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率1.25%、2011年6 月償還)の利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低 下し1.10%。価格は10セント上昇し100.30カナダ・ドル。

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