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米政権高官:公的資金返済、国の利益にかなうことが条件-FT(2)

(発言の詳細を追加し、全体を書き換えます)

【記者:内田良治】

4月20日(ブルームバーグ):英紙フィナンシャル・タイムズ(F T、オンライン版)は19日、米政府が健全な金融機関に金融安定化資 金の返済を認めるかどうかは、公的資金の返済が米国の経済的利益に かなうかどうか判断する基準に合格することが条件になると報じた。 オバマ政権の高官が匿名で同紙に語った。

同紙によれば、この政府高官は「われわれの全体的な目標は金融 システムの利益となることだ。われわれはシステム全体に十分な資本 があることを望む」と述べた。ゴールドマン・サックス・グループや JPモルガン・チェースなど比較的健全な金融機関は、公的資金の返 済を認めるよう強く求めている。

政府高官は、潤沢な資本を持ち、市場から新たな資本を調達でき る能力を示す金融機関は原則的に公的資金を返済することができるは ずだとしながらも、判断はより幅広い経済的利益に照らして行われる と説明した。

その上で、米政府としては、①金融システムの安定が確保される ②リセッション(景気後退)を深刻化させかねない一段のレバレッジ 解消を促進しない③景気回復を後押しする融資の提供に十分な資本が 金融システムに確保される-という3つの基準を設定していることを 明らかにした。

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