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【個別銘柄】東芝、鉄鋼株、プロミス、サンケン電、愛知機、東海理化

20日の東京株式相場における材料 銘柄の動きは以下の通り。

東芝(6502):株価は一時、前週末比7.8%安の306円。1月に 発表した事業構造改革の詳細を公表。今期(2010年3月期)に非正社 員3900人の追加削減などで固定費3000億円カットを実現する。一方、 18日付の日経新聞朝刊は、東芝が6月にも5000億円規模の資本増強に 踏み切る方針と報道。株式希薄化が懸念された。

鉄鋼株:新日本製鉄(5401)が一時3.2%高の357円など上昇。今期 (10年3月期)の自動車用の鋼材価格の値下げ幅が予想よりも小幅にと どまるとの観測が広がっており、利益拡大期待が続いている。野村証券金 融経済研究所は20日、鉄鋼セクターの投資判断を「中立」から「強気」 に引き上げた。

プロミス(8574):一時15%安の1325円。09年3月期の連結純 損益が1270億円の赤字になったもようだと発表。従来予想は162億円 の黒字。「過払い」利息返還請求に備えた引当金751億円を保守的に 積み増すのが主因。大幅赤字に伴い、期末配当を見送り、前期末で株主 優待制度を廃止することも決めたため、投資魅力が低下したとみられた。

愛知機械工業(7263):制限値幅いっぱいのストップ高となる前週 末比50円(28%)高の226円を付けた。昨年10月2日以来、およそ半 年ぶりの高値水準を回復した。売上高の増加と合理化の推進などを理由に、 17日の取引終了後に前期(09年3月期)業績を上方修正したことを受け た。連結純利益は前の期比44%増の15億円となったもようで、従来計画 の同44%減の6億円から一転、増益転換となる。

プレナス(9945):4.2%高の1405円まで上昇。09年2月期の連結 営業利益は前の期比49%減の58億円。これまでのブランドと決別し、 新ブランド「ほっともっと」を創設したものの、一部加盟店の離脱や看 板・備品などの差し替え費用がかさんだ。積極出店効果で、10年2月 期の連結営業利益は前期比22%増の70億円を見込む。

東海理化電機製作所(6995):一時18%高の1316円と大幅続伸。 労務費や経費の削減を進めたうえ、投資有価証券評価損が減少したこと で、09年3月期の連結純損益は従来計画の45億円の赤字から14億円 の黒字に一転したもよう。前の期の実績は213億円の黒字だった。

自動車部品株:デンソー(6902)は一時4.0%高の2365円、ヨロ ズ(7294)は一時1.2%高の856円など。19日付の日本経済新聞朝刊 は、ヨロズがゼネラルモーターズ(GM)向け債権の保証を米政府に申 請したと報じた。米自動車大手の経営危機が続く中、取引のリスク回避 に米政府の支援制度を活用するもので、デンソーなども制度利用の検討 に入ったという。

郵船航空サービス(9370):一時1.5%安の1188円。日本発着の輸 出入貨物の取り扱いが計画に届かず、前期(09年3月期)の業績予想 を下方修正。連結純利益は前の期比85%減の10億8000万円と、従来 計画を20億7000万円下回ったもよう。公正取引委員会から課徴金納 付命令を受けて17億円を特別損失に計上したが、同命令に承服できず、 審判手続きの開始請求を行った。

丸紅(8002):一時2.7%安の404円。09年3月期の連結純利益 は1100億円になったもよう。従来予想は1500億円。持分法適用会社 のダイエーなどの投資損失の計上、販売用不動産の減損などが要因。

富士フイルムホールディングス(4901):一時2.1%安の2575円。 グループの富山化学工業は、新規抗リウマチ薬「T-5224」について、F. ホフマン・ラ・ロシュとのライセンス契約を解消することで合意した。

環境車関連:富士電機ホールディングス(6504)は一時7.8%高の 152円、昭和電工(4004)は一時5.3%高の159円。20日付の日本経 済新聞によると、富士電HDや昭和電工など重電、石油化学、電機メー カーが、ハイブリッド車など環境対応車向け新素材の開発を本格化する。

コカ・コーラウエスト(2579):8.1%高の1741円。みずほ証券 が17日付で投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。目標 株価は2100円。

サンケン電気(6707):7.6%安の305円。メリルリンチ日本証 券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げした。

信越ポリマー(7970):前週末終値440円を挟んで小動き。世界 景気の悪化で昨秋以降、主力の電子・機能部材関連事業などで受注が急 速に鈍化。2009年3月期は一転して最終赤字に転落したもようと発表 した。もっとも、会社側は最悪期は過ぎたとしており、10年3月期以 降の業績回復が期待できることから、売り買いが交錯している。

高島屋(8233):0.4%安の677円まで下落。18日付の日経新聞夕 刊は、民事再生手続き中の北海道最大の百貨店、丸井今井(札幌市中央 区)が18日、再建支援企業として高島屋を選ぶ方針を固め、週明けに も発表すると報じた。資本提携先で、支援を表明していた三越伊勢丹ホ ールディングス(3099)は一時、2.1%安の850円。

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