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短期市場:翌日物は0.08-0.10%付近、月内の資金運用意欲が強い

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.08-0.10%付近で取引されている。短期国債の発行が重なる決 済日にあたるが、レポ(現金担保付債券貸借)の低位安定が続くなど 金融機関の手元資金は潤沢で、月内の資金運用意欲が強い。

翌日物は前週末の加重平均0.106%に対し、一部大手銀行の調達で

0.10%の取引が見られたが、他の大手行は0.08%で調達。地方銀行は 調達需要が乏しく、むしろ運用意欲が目立つ。レポは当日物も含めて

0.11-0.14%程度で推移している。

インターバンクの市場関係者によると、地方銀行を中心に月末ま で資金を運用したい意欲があるが、調達が落ち着いており、やむを得 ず5月連休越えでも変わらない水準で取引されているという。

無担保コール1-2週間物は0.135-0.15%で運用希望が提示さ れ、調達希望は0.11-0.14%となっている。

地銀は前週に国から年金や定額給付金の払い込みを受けて手元資 金が膨らんでいる。日銀も総額4兆円の国債買い現先オペや月内に期 日を迎える共通担保オペを実施しており、5月連休までは資金の余剰 感が強まっている。

この日は国庫短期証券(TB)3カ月物や1年物の発行が重なる 決済日で1.8兆円程度の資金不足になる。ただ、TBは投資家への販 売が進んでいるとみられ、レポでも資金の運用意欲が強く、決済要因 の影響はほとんど見られない。

午前9時20分の定例金融調節が見送られ、この日の当座預金は 8000億円減の15兆8000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は 3000億円減の10兆8000億円程度になる。準備預金の残り必要積立額 (1日平均)は4兆6200億円。

日銀は午前9時30分、国債買い現先オペを通知した。スポットネ クスト物(4月22日-23日)が3兆円、1週間物(4月22日-30 日)は1兆円と、それぞれ前週末と同額。前週末の平均落札水準は、 スポットネクスト物が0.135%、1週間物は0.137%だった。

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