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日本株は小安い、信用リスク警戒で銀行安い-増資観測の東芝は急落

東京株式相場は小動きで始まっ た後、やや売りが優勢となって小安く推移。米銀行に対する根強い信 用リスクや企業業績が警戒され、銀行や不動産などが安い。増資報道 による希薄化懸念の東芝が急落し、業績悪化のプロミスは売り気配。

立花証券の平野憲一執行役員は、「あまりにも売り過ぎた反動高 が続いている。ただ、米銀行決算は時価評価があいまいな上、国内の 企業決算は海外より悪い」と指摘している。

午前9時25分時点の日経平均株価は前週末比62円13銭 (0.7%)安の8845円45銭、TOPIXは3.53ポイント(0.4%) 安の842.04。東証1部の売買高は概算で2億6681万株。値上がり銘 柄数は833、値下がり銘柄数は576で、値上がり銘柄の方が多い。

米先物が軟調、輸出や鉄鋼は高い

サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長は19日、米政府から 既に公的資金を受け取った米金融機関が追加資金を必要とする場合、 まず民間市場の資金を当てにすべきとの見解を示した。ストレステス ト(健全性審査)の結果、資本増強の必要がある金融機関は追加資金 を自動的に得られない場合もあり得る、ことを示唆した格好。

24時間取引のシカゴ先物取引システム(GLOBEX)の米S& P500種指数先物は日本時間午前、基準価格比0.5%安で推移。海外 信用リスクに対する警戒が、日本株の上値を抑える一因となっている。

一方、17日に発表された4月の米ロイター・ミシガン大学消費者 マインド指数(速報値)は61.9と、前月の57.3から上昇した。同指 数の改善による輸出数量の増加期待から、輸出関連は上昇。アナリス トの格上げが相次いだ鉄鋼は上げが大きくなっている。

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