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ジャンク債発行、昨夏以来の最大-投資家は高リターンに回帰

今週売り出された高利回りジ ャンク(投資不適格)債の規模は31億ドルと、少なくとも昨年7 月以来で最高を記録した。特に病院経営のHCAとワイヤレス機器 メーカー、クラウン・キャッスル・インターナショナルの起債が好 調だった。投資家がジャンク債市場で高リターンを求めているのが 示された。

330億ドルのレバレッジド・バイアウト(LBO、買収先の資 産を担保にして資金を調達する買収)で身売りされたHCAの起債 額は15億ドル。これは年初来のジャンク債発行で最大規模だった。 クラウン・キャッスルは12億ドルを起債した。

メリルリンチのハイ・イールド・マスターII指数によると、 今週のジャンク債スプレッド(米国債との利回り格差)は16日時 点で0.75ポイント下げて15.44ポイントと、昨年10月15日以来 で最低となった。

ブルームバーグのデータによると、HCA債利回りは同期間 の米国債を624ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上 回った。ムーディーズは同社債の格付けを投資適格級から3段階下 の「Ba3」、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、そ れを「BB」としている。

クラウン・キャッスルの8年物社債は表面利率7.75%。価格 は額面1ドルに付き97.09セントをつけ、利回り8.25%となった。 ムーディーズによる同社債の格付けは投資適格級から一段階下の 「Ba1」、S&Pは「BB」とした。

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