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シティ1-3月:利益16億ドル、予想上回る-トレーディング好調

米銀シティグループが17日発表 した2009年1-3月(第1四半期)決算は、16億ドルの黒字となっ た。トレーディング収入や会計規則の変更が寄与し、6四半期ぶりに 黒字となった。

前年同期は51億1000万ドル(1株当たり34セント)の赤字だ った。優先株の配当支払いコストを含めたベースの1株当たり損益は 18セントの赤字。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト 13人の予想平均では32セントの赤字が見込まれていた。

ビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)が07年末に 就任してから、黒字決算は初めて。経費削減、評価損の縮小の一方で、 住宅ローンやクレジットカード・ローンの焦げ付きは膨らんでいる。

1-3月期は同業のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サ ックス・グループもトレーディングが業績に寄与した。ヒルタウンゼ ント・キャピタルのゲーリー・タウンゼントCEOは、各社ともトレ ーディングの結果が好調だったようだが、「持続性には疑問がある」 と指摘した。

ニューヨーク時間午前9時32分(日本時間午後10時32分)現 在、株価は前日比2%高の4.09ドル。

第1四半期の債券トレーディング収入は46億9000万ドル。前年 同期は70億2000万ドルの赤字だった。株式トレーディングの収入は 前年同期比94%増え19億ドルとなった。

同四半期にはサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン 関連証券などトレーディング部門が持つ投資資産で56億2000万ドル の評価損を計上した。評価損の規模は前年同期の141億ドルからは縮 小した。

第1四半期損益には2007年に採用された会計規則の変更による 利益25億ドルが含まれる。同規則は自社債務の価格下落を未実現利 益として計上することを認めている。自社債務を割引価格で買い戻せ る可能性があることを織り込んだもの。

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