米アポロとコロニー、不良資産買い取り計画参加に向けファンド設定か

レオン・ブラック氏率いるプラ イベート・エクイティ(PE、未公開株)投資会社、米アポロ・グロ ーバル・マネジメントと、同業の米コロニー・キャピタルは、米政府 が打ち出した金融機関の不良資産買い取り計画への参加に向け、ファ ンドを設定する可能性がある。

交渉が非公開であることから関係者が匿名で明らかにしたところ によれば、アポロとコロニーを含む複数の投資会社が、政府の支援す る同投資計画への参加に向けそれぞれ最大10億ドル(約990億円) の調達を検討している。アポロとコロニーは、投資家が不動産市場の 回復を見込んだ投資に二の足を踏む恐れがあるとみて、手数料を特別 に引き下げる可能性があるという。

コロニーのトーマス・バラック会長はインタビューでディストレ スト資産投資について、「当分の間、活発化する事業だ」とした上で、 「一部のPE投資会社は準備が整っており、投資家が取捨選択するこ とになるだろう」と語った。

3月23日に官民投資基金を通じた不良資産買い取り計画を発表 したガイトナー米財務長官は、投資会社とヘッジファンドが最大1兆 ドルの資産買い取りを主導すると期待している。

PE投資会社の運用担当者らは、2007年6月に信用市場がまひ 状態に陥りレバレッジド・バイアウト(LBO、買収先の資産を担保 にした資金借り入れによる買収)がほとんど不可能になって以来、新 たな投資機会を模索していた。

コロニーのバラック会長とアポロの広報担当、アンナ・コルダス コ氏はともに、資金調達の詳細に関するコメントを控えた。

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