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短期市場:翌日物は弱含みか、期初で資金余剰-当預18兆円台へ縮小

短期金融市場の無担保コール翌日 物は弱含みか。新年度に入り、期末に抱えられていた資金の余剰感が 強まる。銀行の準備預金の積み上げも進んでおり、日本銀行は当座預 金残高を前日の22兆円台から18兆円台まで縮小する見通しだ。

31日の翌日物の加重平均金利は0.9ベーシスポイント(bp)低 下の0.088%と、昨年12月の利下げ以降で最低。期末の資金手当てに めどを付けた金融機関が多く、準備預金が17兆円台と余裕もあり、

0.08%中心の取引。午後は0.04-0.05%まで低下した。ただ、資金 を取り残す金融機関も見られ、日銀補完貸付(ロンバート型貸出、金 利0.3%)は600億円の利用が継続された。

期末を越えたことで当座預金残高や準備預金残高も縮小されると みられるが、依然として必要額を大幅に上回る資金がある。準備預金 の積みの進ちょく率かい離幅がプラス14%まで進むなか、必要以上に 積み上げる超過準備額は9兆3000億円程度まで膨らんでいる。

準備預金の積み期後半(4月1日-15日)は税揚げや国債発行に 伴う資金不足日があるものの、最終日に年金払いの余剰日も控えてお り、翌日物は弱含みが続きそうだ。レポ(現金担保付債券貸借)金利 も0.11%前後の下限域で取引されている。

無担保コール1-2週間物は0.1%台半ばから前半での取引が予 想される。前日の全店共通担保オペ6000億円(4月1日-7日)の最 低落札金利は0.13%、平均落札金利は0.137%で、応札倍率は3.64 倍と高水準だった。

準備預金は13.4兆円

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は3兆9000億円減の18兆3000億円程度、準備預金 (除くゆうちょ銀)は3兆9000億円減の13兆4000億円程度になる 見込み。短資会社各社の予想では、即日の調節は見送られるとの見方 が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は3兆5500億円、積み 終了先は9兆9500億円となっている。

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