NY原油(31日):反発、月間では昨年5月以降で最大の11%高

ニューヨーク原油先物相場は反 発。株式相場が持ち直し、ドル安が商品の投資妙味を高めたことから、 3月の値上がり率は昨年5月以降で最大となった。

欧米の株式相場が持ち直したことから、原油価格は一時、前日 比3.3%高まで買い進まれた。外国為替市場でドルが下げたため、ド ル建てで取引される商品投資の魅力が高まり、エネルギーだけでなく 金属や穀物も買いが優勢となった。

コンフランス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)の主任市場ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は、「今の商 品相場は株式市場に対して非常に敏感になっている。原油は特にそう だ」と指摘。「株式相場はリセッション終息よりも先に底を打つため、 株式相場底入れの兆候は原油にとって強材料となる。原油価格には景 気全体への信頼感が反映されている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前 日比1.25ドル(2.58%)高の1バレル=49.66ドルで終えた。四半 期ベースでは11%高。昨年10-12月期は56%の急落だった。3月 は11%高と、2008年5月の12%高以降で最大の値上がりを記録し た。

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