UBS1-3月赤字か、ドイツ銀とクレディSは予想以上黒字も-野村

野村ホールディングスの英子会社、 ノムラ・インターナショナルは、スイスの銀行大手UBSの2009年 1-3月(第1四半期)が赤字になるとの予想を示した。一方で、ス イスの同業、クレディ・スイス・グループと独銀最大手のドイツ銀行 の利益は市場予想を上回るとみている。

ジョン・ピース、チンタン・ジョシ両氏をはじめとするノムラの アナリストは30日付のリポートで、UBSが第1四半期に26億スイ ス・フランの損失を計上し、通期は19億スイス・フランの赤字にな ると予想した。金融保証会社(モノライン)の保証付き証券や入札方 式証券(ARS)など、「過去の遺産的なバランスシート上のリスク 資産」による特別項目が業績悪化の要因になると指摘している。

アナリストらはリポートで、「銀行セクターについては引き続き 弱気」だとして、米財務省の不良資産処理策が「有害資産の価格を若 干改善させたとしても、銀行は自己資本比率の引き上げを求められて おり、資本増強に伴う希薄化が株価の重しとなるだろう」と解説し た。

一方で、クレディ・スイスとドイツ銀の四半期業績は現時点での 市場予想よりも大幅な黒字となる可能性があるとして、クレディ・ス イスの1株利益予想を80%引き上げ1.15スイス・フラン、ドイツ銀 は91%引き上げ2.5ユーロとした。市場予想はそれぞれ0.43フラン と0.78ユーロ。

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