米S&P/ケース・シラー住宅価格指数、1月も低下か-BN調査

住宅需要が落ち込み、差し押さえ 件数が増加するなか、全米20都市を対象にした1月のスタンダー ド・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は、 前年同月比の下落率が過去最大となったもようだ。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関29社を対象に実施 した調査では、住宅価格指数は前年同月比18.6%低下(中央値)と 見込まれている。この日発表される別の指標では、3月に入っても消 費者が依然として景気先行きに悲観的だった状況が示されそうだ。

借り手支援など当局の取り組みの効果が出始め、4年目に突入し た住宅不況も和らぎつつあるが、過剰な売れ残り住宅が価格を抑制す る状態は続きそうだ。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのディレクター、ジョ ゼフ・ブラスエラス氏は「住宅価格が底入れするにはしばらくかか る」と指摘。「住宅販売では一部に安定の兆しが出始めつつあるが、 供給過剰が著しい」と述べた。

S&P/ケース・シラーの20都市を対象とした住宅価格指数は 午前9時(ワシントン時間、以下同じ)に発表される。ブルームバー グ調査での予想レンジは17.2%低下-19%低下。昨年12月は18.5% 低下だった。同指数は2007年1月以降、低下し続けている。前年同 月比の数値の集計は01年に開始された。

午前10時に民間調査機関コンファレンス・ボードが発表する3 月の消費者信頼感指数は28(68社の中央値)と、過去最低だった2 月の25から上昇したもようだ。予想レンジは21.2-35。集計開始は 1967年。

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